従業員である前に、人間だ。
仕事は生活の一部であり、生きがいですが、ときに自分を追い詰める存在にもなります。でも私たちは職場での肩書きに関わらず、まず”ひとりの人間”です。
私自身、人の心や感情、コミュニケーションに強い関心を持ち、自分の内面と向き合い続けてきました。繊細さゆえの生きづらさも経験しましたが、今ではそれが強みになっています。同じように苦しむ方の思いに、深く寄り添えると確信しています。
臨床では、似た症状でも背景は十人十色。だからこそ「薬を出して終わり」ではなく、お話を伺いながらオーダーメイドの治療を考えます。
心の問題は手術のように一度で解決できません。じっくり時間をかけ、自分らしさを取り戻していく。その道のりを伴走者として支えるのが、私の考える精神科医の役割です。
当院は、精神科の敷居を下げるため、駅から少し離れた静かな場所を選びました。人目を気にせず、プライバシーに配慮した環境で、安心してご相談いただけます。
どうか、つらさを否定せず一度ご相談ください。言葉にならない声も受け止め、心が軽くなるよう全力でお手伝いします。