休職を考えるほどつらいとき、心療内科・精神科への受診の目安は?|五反田ストレスケアクリニック|心療内科・精神科

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休職を考えるほどつらいとき、心療内科・精神科への受診の目安は?

休職を考えるほどつらいとき、心療内科・精神科への受診の目安は?|五反田ストレスケアクリニック|心療内科・精神科

2026年3月23日

休職を考えるほどつらいとき、心療内科・精神科への受診の目安は?

休職を考えるほどつらいとき、心療内科・精神科への受診の目安は?

受診ガイド
休職を考えるほどつらいとき、
心療内科・精神科への受診の目安は?

「まだ我慢できるうちは頑張るべき?」と迷っている方へ。受診を検討してよいサインと、初診でできることを解説します。

この記事のポイント
  • 「休職を考えるほどつらい」と感じるなら、それは受診の十分な理由になる
  • 2週間以上続く睡眠・食欲・気力の変化、朝が特につらい状態は早めの相談が望ましい
  • 初診で「すぐ休職」と決まるわけではなく、まず現状を医師に伝えることが出発点

「休職したいけど、自分だけ弱いのかもしれない」「まだ我慢できるうちは頑張るべきか」——そう思いながら、ギリギリの状態で働き続けている方は少なくありません。

しかし、「休職を考えるほどつらい」という状態は、すでに心と体からのサインが出ている可能性があります。この記事では、受診を検討してよいタイミングと、初診でどんなことができるのかを解説します。

仕事のストレスで疲弊し、休職を考えている会社員のイメージ

受診を検討してほしいサイン

以下のような状態が2週間以上続いている場合は、心療内科・精神科への相談を検討してください。

いくつか当てはまる場合は特に、早めの受診が助けになることがあります。

こんな状態が続いていませんか?
  • 朝、体が動かない・起き上がれない時間が続いている
  • 眠れない、または眠りが浅く、疲れが取れない
  • 食欲が極端に落ちた、または過食が続く
  • 以前は普通にこなせていた仕事が、なぜかできなくなっている
  • 涙もろくなった、感情のコントロールが難しい
  • 気力がわかず、何をする気にもなれない
  • 会社へ行く前から強い不安感・動悸・胃痛がある
  • 「消えてしまいたい」「いなくなりたい」という気持ちが浮かぶ

⚠ 「消えてしまいたい」という気持ちが続く場合は、できるだけ早く受診または相談窓口へご連絡ください。
よりそいホットライン(0120-279-338)でも24時間相談を受け付けています。

「朝だけつらい」は重要なサイン

うつ状態の特徴の一つに「日内変動」があります。朝がもっともつらく、夕方から夜にかけて少し楽になるというパターンです。「夜になると元気になる」「休日は少し回復する」からといって「大丈夫」とは限りません。週明けや出勤前に強い不安感・身体症状が出ているなら、それ自体を医師に伝える価値があります。

あなたのキャリアを、止めない。

休職は「立ち止まる」ことではありません。自分の人生を立て直すための、主体的な選択です。
当院では診断書の即日発行に対応。復職までの道筋を、一緒に考えます。

初診で「すぐ休職」にはならない

「受診したら、その日に休職を言い渡されるのでは」と心配される方もいますが、初診で即座に休職が決まることは通常ありません。初診では、症状や生活状況・職場環境を聞いた上で、医師が現在の状態を評価し、今後の方針を一緒に考えます。

その結果として、「しばらく経過を見ながら通院を続ける」「勤務形態を一時的に変える」「休職して回復に集中する」など、さまざまな選択肢が示されることがあります。何を選ぶかは、最終的にはご本人の意向も大切にしながら決めます。

精神科・心療内科の初診で医師と話す患者のイメージ
診断書は初診で出るのか

診断書(休職のための書類)については、初診で出ることもありますが、状態の評価や会社のルールによって変わります。「診断書が必要な場合は、その旨を初診時に伝える」と、医師もその点を踏まえて診察します。診断書について急いでいる場合は、予約時や初診の受付で申し添えておくとスムーズです。

「まだ頑張れる」と感じていても受診していい

精神科や心療内科は、「もう限界」という状態の人だけが来る場所ではありません。「なんとなく調子が悪い気がする」「最近以前より疲れやすい」という段階での相談も歓迎されます。早い段階で医師に状態を把握してもらうことで、悪化を防ぎやすくなります。

「休職するほどでもないかもしれないけれど、このまま続けるのもつらい」——そのような状態こそ、相談に来てほしい状況です。受診して「まだ治療は必要ない」という判断になることもありますし、生活上のアドバイスだけで楽になることもあります。「来て損だった」というケースはほとんどありません。

受診を決断し、気持ちが少し軽くなった人のイメージ

まとめ

「休職を考えるほどつらい」という状態は、心療内科・精神科への受診を検討してよいサインです。2週間以上続く不眠・食欲低下・朝の強いつらさ・気力の低下は、早めに医師に相談することをおすすめします。初診は「現状を話す場」であり、その日に何かが決まるわけではありません。まず話を聞いてもらうために、ぜひ一歩を踏み出してみてください。

知識を得ることは、最初の一歩です。次のステップとして、あなたに合った方法を一緒に考えてみませんか。

あなたのキャリアを、止めない。

休職は「立ち止まる」ことではありません。自分の人生を立て直すための、主体的な選択です。
当院では診断書の即日発行に対応。復職までの道筋を、一緒に考えます。

監修・執筆者

片山 渚 医師
五反田ストレスケアクリニック院長
精神保健指定医
日本医師会認定産業医
産業保健法務主任者(メンタルヘルス法務主任者)
健康経営アドバイザー

大学病院から民間病院まで幅広い臨床経験を持つ。「薬を出して終わり」ではなく、患者が自分の力で歩き出せる状態を目指す「伴走型」の診療を実践。産業医として企業の健康管理にも携わり、「働く人のメンタルヘルス」を臨床と産業の両面から支えている。

参考資料
  • 厚生労働省「みんなのメンタルヘルス総合サイト」
  • 日本精神神経学会「精神科医を探す」
  • Kroenke K, et al. The PHQ-9: validity of a brief depression severity measure. J Gen Intern Med. 2001;16(9):606-613.
  • American Psychiatric Association. Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders, 5th ed. (DSM-5). 2013.

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